002「初MV言えずじまい NG集」(2015.8.6更新)

虹猫限定動画 第二弾は、NG集!
今年3月に公開した初MV『言えずじまい』から、まぬけなハプニングをピックアップ。
バースデーライブ“0”と“1”の2days参加してくれた虹猫ズには、Blu-rayでプレゼントしたアレです☆
我ながら、結構恥ずかしいこの抜け作集ですが、新入り虹猫ズとも共有したく、アップしてみました。笑
これを見た後には是非、公式チャンネルからMV本編も見てみてね!!
待ってま〜す♪

001「28歳バースデーサプライズ!」(2015.7.22更新)

 

記念すべき、虹猫限定動画 第一弾!
2015年のバースデーライブ“01”より、バースデーサプライズの瞬間をピックアップ。
もう7回目だと言うのに、どうしてこんなに驚いちゃうんだろう?笑
温かいメンバーと、スタッフさんと、そして虹猫ズに囲まれてのサプライズ。
色んな気持ちと一緒に、涙が溢れました。
本当に本当にありがとう!!

2015.07.07 STAR PINE’S CAFE(2015.7.11更新)

2015年7月7日。

神様の気まぐれで、朝は晴れ。
街のいたるところに、笹の葉、短冊、、、小さい子から、大人が書いたものまで、いろんな願い事を覗き見ながら、吉祥寺へ降り立ちました。
3年前も、同じことをしたなぁって思いながら。

そう、実は、7月7日にSTAR PINE’S CAFEでライブをやるのは、二回目だったんだ。
一回目は2013年の7月7日。1st Full Album『vivid』の、レコ発ワンマン。
きっと覚えていてくれた虹猫ズも居てくれたんじゃないかな。

あの時とは全く違う自分が、全く違う願い事を胸に、同じ場所で歌うこと。
あの時と同じように、オバタさんと旭さんに支えられながら、当時出逢っても居なかった林兄弟と、一緒にステージに乗れること。
感慨深いものがありました!

今回は“星の宴”ってタイトルにつられて、星屑のワンピースをチョイス☆
ワンショルダーだし、スパンコールがお派手なので、着る機会はほんと少ないっていうかほどんど無いんだけど(笑)、大好きなドレスのひとつなの。

そんなドレスに身を包み、本番前恒例の、最終確認タイム。
みんなで楽屋に集まって、曲順とか、流れをチェックします。
たった5分程度だけど、この時間が、より一層足並みを揃えてくれるんだ。

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でもさ、最初はこうやって真剣に話してるんだけど、いつも最後の最後で誰かふざけ出すんだよね、、、
だいたいアニさんがキッカケで、ヨッシーさんが加担するんだけど。笑
本番直前に大笑いさせられるなんて、このチームで初めて体験したことだけど、驚くほど緊張が抜けて、すごくイイよ。ありがたい。笑

そんなメンバーももちろん、いざステージに乗れば、キリッとしまる。
登場の仕方はその時によってまちまちだけど、大体はわたしが後からひとりで出て行くから、バックステージでほんの一瞬、一人になるんだ。
その時は決まって、何も考えずに深呼吸。最高に集中する瞬間です。

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星の宴は、「supermoon」で幕開け。
この曲を歌うときはいつも、ライブハウスの天井に月を想い描くんだけど、STAR PINE’S CAFEは天井が高いから、見上げる位置が高くて、本当に夜空の下で歌っている気分になる。
そんな風に気持ちよく歌っていたら、知らない間にバッチリカメラ目線しちゃってました。笑

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supermoonって、みんな、見たことある?
数年に一度、見れる日はすごいニュースになるから、SNSが賑やかになって、みんなが空を見上げたり、スマホをかざしたりするよね。
そう、たまにしか見られない、普通じゃない月。
普通じゃないから、月食とか流星群と一緒で、それを見ようって言うのが、会う口実になったりして。

じゃあもしもそんな月が、ある人と会う夜は必ず、空に浮かんでいるとしたら?
それはもう本当に“普通じゃない”こと。
常識的に、そんなことあるわけがない、起こるはずがない。つまり、奇跡。

はたしてその奇跡は、ふたりが起こしているのか、ふたりに起きているのか。
どちらにしろ、普通じゃない=特別なふたりに違いない!なんて、、、
この曲はそんな、わたしの作品の中ではちょっと珍しい、ある意味メルヘンな曲なんだ。

ロマンチック代表の「supermoon」の後は、可愛い代表の「Just U」、そして優しい代表の「灯り」。
この曲は歌ってて、すごく優しい気持ちになります。
照明もいつも、“温かい感じでお願いします”ってオーダーするの。

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今回はオバタさんがガットギターだったから、いつもより一層優しく聴こえたと思う。
アコギも好きだけど、わたし多分、ガットギターが一番好き。

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実はね、「supermoon」と「砂の愛」は、本来ガットギターの曲なの。
でもなかなか、ライブで、エレキとアコギとガットと三本持ちしてもらうのは、難しくて、、、
だから、今回は久しぶりに再現できて、嬉しかった!

そんな優しいガットから始まる、哀しい代表の「砂の愛」。歌詞、ちゃんと聴こえたかな?

MCでも少し話したんだけどね、“好き”だけじゃだめな恋って、たくさんあると思うんだ。
大人になればなるほど、そんな恋の方が多いのかもしれない。
恋はいつだって自由で、ルールなんてないし、好きになったらそこが始まりになるわけだけど、終らせることがお互いの、周りの、幸せになる事もある。

頭でわかってても、冷静で居られないのが、恋。
だから、矛盾だらけになってしまうのが、恋。

嘘をつくから、見破らないで。手を振るから、すがらないで。振り向かないから、もう忘れて。
だけど、一生忘れないで。忘れたくないから、傷つけて。

乙姫と彦星も、無理矢理引き離される前、そんなことを思ったかな、なんて。
ミラーボールで作られた天の川を見ながら、海をイメージした演奏に乗って、歌いました。

後半は、本音代表の「ノイジー」に、未練代表の「ひまわり」。
このあたりは、ステージに乗ってる側もすごく楽しい曲達!わたしのテンションも、あがるっ。

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今回は「ひまわり」のソロ回しで、大盛り上がりだったね。
最後のソロ、終らないかと思ったよ!笑

感動代表の「SKY BOX」は、七夕を一緒に過ごしてくれたみんなへ。
この曲は、恋の歌って言うより、愛の歌だから、応援してくれるみんなや仲間、家族に歌いたくなる。
でも、この曲が歌いたくなる恋人に出逢えたら、最高に幸せだろうなぁ。

そして、アンコール!みんな最後の最後まで残ってくれて本当にありがとう、とっても嬉しかった!
宴は宴らしく、やんちゃ代表の「夏の夜」をお届けしたよ!

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やっとこの曲が似合う季節になってまいりました。
“七夕が終わって、梅雨が明けたら、何が来るんだ?!っ夏だぁあ〜〜〜!!!”
という、わたしの七夕らしからぬテンションについて来てくれたみんな、ありがとう。笑

でもなんかやっぱり夏って、なんかワクワクするよね。
さあ、今年もたまには理性をなくして、衝動の赴くままに夏を駆け抜けようぜ!
(ちょっと、違うかな、、、)

最後はお馴染みの、最強サポートバンドをドンッ!
左から、ピアノの旭さん、ギターのオバタさん、ドラムのアニさん、ベースのヨッシーさん。
心から信頼できる、かけがえのないチームです☆

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このチームだから出せるもの、このチームじゃなくちゃ出来ないこと、もっともっと追求したい。
同時に、今までやって来なかったような、新しい側面も見てみたい。欲は尽きません!

あんまり載せたことない気がするから、今回は打ち上げ写真も♪

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ライブの後って、運動した後と同じような状態だから、ビールなんて無条件で美味しいんだけど、それにしたってやっぱり、いいライブをしたらそれだけ美味しくなる!
このチームで飲むお酒は、いつだって最高に美味しいんだけど。。

でも真面目な話、お酒を酌み交わすというのは、ただ楽しい・美味しいだけじゃなくて、お酒の席ならではの意見も出てきたりするから、大事なんだよね。
打ち上げで突如閃いたアレンジが、いざスタジオでやってみたら、かなりかっこよかったりして。笑
だから、ライブ後の“飲ミュニケーション”はやっぱり、必須なんだ。うんうん。

っと、全力で打ち上げを肯定するの巻、、、笑

今月は残念ながらもうライブが無いけど、淋しさを紛わす為にも、わたし、曲作ります!
そして、9月13日の、このメンバーでのワンマンライブ『男心と秋の空』に備えるよ♪
もちろん、8月のライブにも力を入れていくから、お見逃しなーく!

また会えるの、楽しみにしてるね!

 

【セットリスト】

supermoon
Just U
灯り
砂の愛
ノイジー
ひまわり
SKY BOX

〜Encore〜
夏の夜

だらける梅雨、荒ぶる七夕?(2015.7.4更新)

ハロー、虹猫ズ☆
7月に入ってからの方がむしろ梅雨全開って感じだね。
みんな、調子はどう?こんな風になってない?笑

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なんかさ、湿度が高いとやっぱり、空気が重い気がするよね。
重力が倍になったかと思うような倦怠感。。
これから来る消耗の夏に備えて、温存の梅雨としたいところだけど、案外消耗しちゃってる気がする。

でも、だるいからってゴロゴロせずに、こういう時こそ運動したり、汗をかくのがいいんだって!
(パッチ聞いてる?)
そんなわけで、岩盤浴とかホットヨガに奮闘中な今日この頃です。

さて、今日はみんなにフライング情報があるよ!
フライングって言っても、たった2時間なんだけど、、、笑

この後14時、My YouTubeにバースデーライブの動画をアップします!!
今回は2日目の“1”の方から、アンコールの「Super Natural」をチョイス☆
多分、こんなに汗だくで動き回ってる映像をアップするのは初めてなんじゃないかな。笑

映像からもすごい伝わって来るけど、この時わたしはまさに、幸せ・楽しいの絶頂。
最高だったなあ。
動画自体もすごく気に入ってるから、是非、アップされたらすぐ観てみて!

スクリーンショット 2015-07-04 12.12.23

あ、ちなみにみんな、YouTubeのわたしのページ、チャンネル登録してくれてる?
チャンネル登録していると、いち早く動画情報をゲット出来るから、よかったら登録してね♪

バースデーライブの動画は、今回で4本目。
これまで、「ノイジー」「Welcome Back」「“yes”」とアップしてきたけれど、この曲たちの共通点って、何かわかるかなぁ?

実はこの4曲、どれもわたしのYouTubeでは初公開の曲なの。
「Super Natural」は音源化されているけど、随分昔のCDだからもう販売していないし、他3曲は完全な未音源化曲で、ライブのステージ以外ではお披露目したことがない曲なんだ!

もちろんライブで味わってもらえるのが一番なんだけど、ライブ動画ってまた違った楽しみがあるからね。
虹猫歴が長いひとにも、短いひとにも、CDの音以外の良さを味わってもらえたら、嬉しいな。

とは言いつつ、公式チャンネルでライブ動画をアップするのは、ちょっと休憩にするつもりなの。
代わりにここ、REINBOW CATSで、動画ページを設けたいと思ってる!
ライブの良いシーンだけじゃなくて、ちょっとおかしいMCとか、ちょっとおかしい歌い間違いとかも、織り交ぜていきたいなと思案中、、、
怖いもの見たさに、期待しててね♪笑

それから、先月新しく設置した【猫の目掲示板】、早速使ってくれたみんな、ありがとう!!
やっぱり虹猫ズからのメッセージや予約は格別嬉しい♡
公式サイトの予約フォームは、管理を別のひとに頼んでいるのだけど、ここは全部わたしがやっているから、猫の目からの予約はわたしから予約完了メールを返信するよ♪

あと、ワンマンの時など(会場によるのだけど)、最優先で会場に入れるようになってます!
次回ワンマン、9月13日@gee-geは、ほぼ間違いなくそうなる予定。
好みの席で聴けるように、是非猫の目から予約してね!

ちなみに、猫の目から予約できるライブは来月分からなので、お間違いなく。
特典のスペシャル缶バッチも、絶賛作成中です☆

さあ、次回ライブは3日後、たなぼた、、、じゃなくて七夕!
今日アップする「Super Natural」と同じ最強バンド、オバタさん、旭さん、林兄弟にサポートしてもらうよ〜っ、久しぶりだからすごく楽しみ!!

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それにしても七夕って本当に、毎年雨だよね。神様はいつだってシビアだ。。

七夕に合わせて、どんなライブにしようかなって考えた時、最初はちょっとロマンチックなセットリストを想像したんだよね。
イベントだし、たまにはそんなのも良いかなって思って。
でもさ、「一年も我慢したのにまた今年も逢えないじゃん!」って思っているであろう乙姫を考えたら、ちょっと気分が荒ぶってきて。笑
なんて言うか、ラブソング縛りなんだけど、バラエティー豊かなラブソングを集めました。

だからみんな、七夕はあえて恋人には逢わず、わたしと複雑な想いを共有しよう。笑
吉祥寺STAR PINE’S CAFEにて、星の宴☆
トリだから、是非盛り上げに&盛り上がりに来てね!
待ってま〜す!

 

2015.7.4 玲

2015.06.22 Home Live vol.1「夏の足音」(2015.6.30更新)

2015年6月22日。

ライブの日の朝、一番最初に気になっちゃうのは、やっぱりお天気。
晴れの日が特別好きってわけじゃないんだけど、ライブの日ってどうしても、晴れて欲しいと思っちゃう。

でも今回はどっちかっていうと、雨が降っててほしいと思ってたんだよね。
前々から言ってたみたいに、“梅雨らしさ”が欲しかったから、わたしのイメージの中に、雨の雫や、ちょっとした肌寒さすら浮かんでいたんだ。
湿度が高くても、ちょっと歩きづらくても、それはそれでいいなぁなんて思いながら、ブラインドを開けたんだけど、、、

晴れとるやないか〜い!暑いやないか〜い!!
そんな、幕開けでした。笑

わたしにとって本当に“ただいま”になりつつある場所、中目黒 樂屋。
お昼過ぎに到着した時には、もうすでに看板を出してくれていたよ☆

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見慣れないメンバーの名前に、ちょっとソワソワ。
だからかな、今回はいつも以上に、オバタさんの名前に頼もしさを覚えました!

そしてもうひとり、わたしをホッとさせてくれた、ヘアメイクの池田さん。

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いつもは自分でヘアメイクするんだけど、ワンマンの時はお願いしているんだ。
本番前で緊張している中、他愛ない話が出来るこの時間は、癒しのひと時。
挑戦とか新鮮さって絶対必要なんだけど、同じように、慣れ親しんだ安心感っていうのも、大切だよね。

とは言え、今回のメンバーは、初めてとは思えないほどの安心感で、すごくリラックス出来ていたの!
わたしはなんだかんだと気になってしまうタイプだから、みんなすぐに溶け込んでくれて助かったし、嬉しかったなぁ。
リラックスしてる証拠のようなリハ写真があったから、貼っちゃうね。

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本番前とは思えない空気感でしょう?笑
なんて言うのかな、このメンバーはすごく“たっぷり”していて、呼吸しやすいと言うか、力を抜きやすかったんだ。
Home Liveの第一回メンバーとして、すごくよかったと思ってます。

不安なく終えたリハーサルの後は、まだまだ足が震えるほど、不安な弾き語りを練習。。

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この時はまさか、本番あんなことになるなんて、知る由もない、、、笑

迎えた本番、わたしの“お帰りなさい”に、元気な“ただいまー!”を返してくれてありがとう!

初めの一曲は結構悩んだんだけど、やっぱりこれかなって思って、「Welcome Back」にしました。
いつもとアレンジを変えて、最初はかなりしっとり目に、より歌詞が届くようにしてみたよ。
個人的には、その後ドラムが入ってからの疾走感が、トンネルから抜け出るみたいで気に入ってたんだけど、みんなはどうだったかな?

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それから、衣装が素敵って声も聞こえて、嬉しかった!
衣装も、結構悩んだんだよね。
コンセプトに合わせて、普段着みたいな感じにするか、ドレスアップするか、はたまたパジャマか?笑

悩んだ挙句、この時期しか着れないこのドレスがどうしても着たくなって、ドレスアップすることに。
雨と夏が似合う、素敵なドレスでしょう♪ネックレスはお母さんから借りたんだ〜。

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ライブはやっぱり、目でも楽しんでもらわないとね!

「Welcome Back」の他に、1st Stageで印象に残っているのが、「Beautiful World」。
自分の曲はどれも同じように大切で、でもそれぞれに違う思い入れがあるから、印象に残る曲はライブ毎に違うんだけど、「Beautiful World」がこうやって印象深いのは、実はかなり久しぶりでした。

きっかけは何か、わたしにもわからないんだけど、なんかふと、“歌えてる事”に物凄い幸せを感じたの。
それで、今もこうして歌い続けていられるのは、目の前のみんなに出逢えたからなんだよねって思ったら、虹猫ズへの感謝が身体中に溢れてきて、
なんとかしてこの想いを声に託さなきゃって、気がついたら無我夢中で歌ってたんだ。

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前列に座ってた人は気がついたかもしれないけれど、歌い終わった時には完全に息が上がっちゃってて。
そんな自分にちょっとびっくりもしました。
少し感情的過ぎたかもしれないけれど、この曲をあんな風に歌えて、個人的にはすごく嬉しかったな。

そして、やってきました、2nd Stage!オープニングの弾き語り。
ここはカッコよくキリッと弾き語りしてる写真でも載せようと思ってたんだけどね、、、
来てくれたひとは知っている、この失態。。

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はい、マイクが落ちました。で、演奏中断しました。笑
いや、あのまま続けてもよかったんだけど、鍵盤にマイクが落ちるか、みんなが笑い出すか、わたしが吹き出すか、時間の問題だったんだよ!

まあ、こんなゆるさもたまにはいいんじゃないかなって、良くないけど、まあこんな日もあるってことで、あんな切ない曲最初から弾き直したら台無しじゃんと思いつつ、でも真面目に弾いたら真面目に聴いてくれた虹猫ズ、ほんとサンキュー!笑

気を取り直してのカバー曲は、珍しく邦楽で、Do As Infinityさんの「遠雷」をチョイス。
これは、オバタさんと、モチヅキさんの3人で。
アコギにグランドピアノという、贅沢なアコースティック編成でやってみたよ。

「遠雷」は、高校生の頃、よく聴いてたんだ。
どこか懐かしくて、ものすごく切ないメロディーが、大好きだった。
でもこの歳になって久しぶりに聴いてみたら、あの頃よりももっと深く染み渡ってきて。
情景が100%リンクするわけではないのだけど、幼い頃の自分と母が見えた気がした。

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“あの日のあなたに近づいて 初めてわかる”
この歌詞が凄く響いたよ。
邦楽のカバーってあまりやらないんだけど、やっぱり日本語っていいなって思った!

後半は、これまたかなり久しぶりの「海の向こう」から、ちょっと大人な感じで盛り上げててみました。
奏でるメンバーによって、曲も違う顔を見せるから面白い。
「ノイジー」なんかは、ぐっとアダルトになってたよね!

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そして、今回唯一の新曲「砂の愛」。
わけわかんないMCしちゃったけど、曲の評判は良くて、すごく嬉しかったです。笑

“本当のこと”ってね、みんなそんなに知りたくないし、見て見ぬふりをしたいことも多いと思うの。
悲しいよりは嬉しい、痛いよりは気持ちいい、嫌いよりは好きを、感じていたいじゃない。
きっと無意識にそう感じるようにしてしまう時も、あると思うんだよね。

砂の上を裸足で歩いた時、砂が痛いことよりも、素足で歩く気持ち良さを感じるように。
日が落ちることを、終わりではなく、始まりだと感じたいように。
必ず終わりを迎える恋が、あっけないというよりも、美しいと感じたいように。

次回、是非じっくり歌詞を聴いてみてね。

最後に、1st Home Liveを記念して、一枚!

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左から、ギターのオバタさん、ピアノのモチヅキさん、ベースの宮野さん、ドラムのかつみさん。
すごく楽しかったし、勉強になったし、先の可能性を感じる、素敵なチームでした!
今回来れなかった虹猫ズにも、是非堪能してもらいたいと思っています。
だから、また近く、やるね!

3ヶ月ぶりのワンマン、このメンバーに囲まれて、虹猫ズとゆっくり過ごせたから、いっぱい笑えたし、すごく元気が出たよ〜。
本当にありがとう!

さて、どうだったかな、“Home Live”。
今回はみんなの緊張を抜こう抜こうと思ってたら、わたしの力が抜けすぎて一部グダグダになってしまったけど、それはそれでありだったかなと思ってるんだ。笑
わたしにつられて、みんなの肩の力が抜けていたらいいな。

次回やりたい事も少しずつ見えてきたし、このイベント、大事に育てていきます!
というより、一緒に育てていこう♪
よろしくね。

それから、前回の記事から、この「爪研ぎ記録」も、コメントを付けれるようにしたよ!
早速書いてくれた虹猫ズ、ありがとう!!
ライブの感想などなども聞いてみたいので、気が向いたら書き込んでね。

それじゃあまた、七夕の夜に☆

 

【セットリスト】

〜1st Stage〜
Welcome Back
Dress Up
supermoon
Beautiful World
ねぼけたキス
“yes”
夏の夜

〜2nd Stage〜
池袋駅(弾き語り)
遠雷(Do As Infinity カバー)
海の向こう
ノイジー
Paper Birds
砂の愛
ひまわり
SKY BOX

〜Encore〜
言えずじまい

Home(2015.6.10更新)

一ヶ月もご無沙汰しちゃった、肉球日記です。
梅雨だねえ、そこここで紫陽花が綺麗だねえ。
みんな、元気にしてる?

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今回は、お知らせメインの記事でござる!
ソワソワ、ワクワクしてもらえると思うから、是非熟読してね♪

まずは、本日より、このREINBOW CATS内に新しいコンテンツがオープンしました!
そう、ず〜っとオープンするする詐欺を働いていた、ライブ先行予約ページ。。。
その名も、「猫の目掲示板」です!
おいしいご飯や楽しいおもちゃだけ目ざとく見つける猫の目のように、ライブ情報を逃さずチェックしてもらうべく、こんな名前にしてみました。笑

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なんでこのページを作ったかって言えば、一番の理由はやっぱり、わたしを一番応援してくれる虹猫ズのことを、特別扱いしたいから。笑
見てもらえたらわかると思んだけど、早速、何処よりも早く情報解禁しています☆
なんと、Home Live vol.2まで決まってるよ〜!
詳細も載せれるだけ載せたから、じっくり見てみてね。

それから、先行予約ページから予約してライブに来てくれた虹猫ズには、「限定虹猫缶バッチ」に、日付を書いてプレゼントすることにしました!
みんなもう、虹猫缶バッチはゲットしちゃってるでしょう?
だから、虹猫ズの為の虹猫缶バッチを作ろうと思って。
もう付ける場所ないんですけどってくらい集めてくれていいからね。笑

あとは、虹猫ズは働き者が多いから、早めに都合がつけられるように、先の予定も知っておいて欲しいなと思ったのもあるんだ。
その為にも、まだ公に出来ないスケジュールを発信する場所が必要かなってね。
でも、他のアーティストさんの迷惑になっちゃいけないから、情報解禁になってないライブの共演者は、伏せさせていただきますっ。

ぃよろしくぅ!

さて、先行予約ページで初登場したライブについて、ちょっとだけ触れておこうかな。

まずは8月9日、約2年ぶりに、「真昼の月夜の太陽」にお邪魔します!
2013年、一番お世話になった会場なんだ。
そして、これまたかなり久しぶりに、旭さんのピアノとわたしの歌だけでやります。
懐かしいけど新しい、原点だけど新しいスタートのような、そんなライブになると思うな。

それから、8月31日は、昨年末以来の「代官山LOOP」。
この日はね、まだ言えないんだけど、共演者の方もとっても豪華で、すごく楽しみなの!
オバタさんのギターと、アニさんのパーカッションで、カッコよくいきます。

そしてそして、9月13日、半年ぶりの休日ワンマンを「渋谷 gee-ge」で!
いよいよ10日後に差し迫ってるHome Liveの、vol.2だよ。
オバタさん、旭さん、ヨッシーさん、アニさんという、最強バンドでお届けします。
是非、予定空けておいてね!

とは言えまずは、再来週のワンマン。ですよ。笑
vol.1無くしてvol.2はやって来ない!
2015年からの新企画、“Home Live”が幕を開けます。

今年で活動も8年目。
これまでたくさんのライブに出て、自分で企画をして、ワンマンやツアーもやってきて、それぞれの場面で思うことがたくさんあった。
それを踏まえて、わたしにとっても、虹猫ズやお客さんにとっても、一番気持ちいいライブを企画したいなって思ったの。
そして生まれたのが、“Home Live”というワンマンライブです。

家って、自分の部屋って、自分だけの秘密がたくさんある、誰しもの絶対的なテリトリーだよね。
安心するから、自分を解放できるし、自分が自分になれる場所だと思う。
そういう場所が、自分の家だけじゃなくて、色んなところにあったら、すごくいいと思うんだ。

だって、いつも自分の家に逃げ込める環境とは限らないじゃない。
我慢や譲り合い、頑張ることは本当に大切だけど、そればっかりしていたら、疲れちゃうでしょう?

だから、わたしのライブを、第二、第三の“Home”にしてほしい。
泣きたくなったら泣いて、笑いたくなったら笑えるような、心が自由になれる場所。
このライブは、わたしにとっても、そうなるはずだから。

そんな気持ちで、このライブを企画しました!
落ち込んでたら落ち込んだ顔で、浮かれてたら浮かれた顔で、入ってきてよ。
それで、「おじゃまします」じゃなくて、「ただいま」って感じで来てくれたら、嬉しいな。

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第一回目の開催まで、あと12日。
みんな、予約はもう済んでる?
(あ、このライブの予約は、先行予約ページじゃなくて、ホームページからよろしくね!)

梅雨の雨が似合う、ほんの少し夏を感じる、優しいライブにしたい。
とっておきの新曲に、とっておきのメンバーで、とっておきの時間を約束するよ。

それじゃあ、22日に、中目黒 樂屋で会いましょう!
ありのままのわたしで、お待ちしてます!

 

2015.6.10 玲

2015.05.28 LOOP annex(2015.6.3更新)

2015年5月28日。

朝からずっと、ふらり、ゆらりとした空模様だった。お天気雨が降ったりしていて。
わたしの心も、ふらり、ゆらり。うまく言えないけど、お天気雨のような。
でも何故かそれが、すごく心地いいと言うか、ちょうどいい、と思ったんだよね。
取り繕わずに、想うがまま歌ってみよう。それだけ心に決めて、ステージに立つことにしました。

誰にでも、調子のイイときと良くないときがあって、どちらもずっとは続かないもの。
頭でそう解ってはいても、いつも冷静に自分に言い聞かせることなんて、出来ないよね。

自分でも、大切な誰かでも、「良くないとき」は、歯がゆい。
どうして、とか、きっと、とか、とりとめのない言葉が舞い上がって、視界を霞めるから、出口を知っているはずの迷路なのに、二度と出られないんじゃないかと錯覚する。

わたしは数年前、大事なひとがその迷路に入り込んでしまったのを見た時に、自分がどうするのが最善なのかと、ものすごく悩んだの。
わからないなりにお節介をやいてみては、暖簾に腕押しの反応にがっかりして、自己嫌悪に陥ってた。
今思えば、自分が役に立ててるって実感が欲しかっただけかもしれないね。

そのすぐ後に、今度はわたしが、自分の迷路に入り込んでしまって。
その時初めて、入り込んだ本人はそれに気がつくのに時間がかかるということ、精一杯の反応をしても、迷路の外のひとには届かないこと、迷路から出るには、自分で歩かなければいけないことを知ったの。

そして出来上がった曲が、『Welcome Back』。
この曲を歌うときは、その時の自分が持てる最高の優しさを胸に、歌っています。

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この曲を歌っているとね、たまに、客席で涙ぐんでるひとを見かけることがあるの。
そういうひとは決まって、あまり表情も変えずに、ぽろぽろと泣いてる。
きっと、自分か、自分の大切なひとが、迷路に入り込んでしまっているんだと思うんだよね。

誰かを笑顔にしたくて歌っているけれど、泣くことってすごく大切だと思うし、泣き終わったら笑えることだってあると思うから、泣いてくれるのも嬉しい。
素直に甘えられない、頼れないひとにほど、音楽は必要だと思うんだ。

自分の気持ちを外にさらけ出すのって、どうして難しいんだろうね。

わたしの中のひとつの答えは、「さらけ出した結果、拒絶されるのが怖いから」。
取り繕っていれば、拒絶されたって、被った猫の部分を拒絶されたんだから、痛くない。
でも、さらけ出して、拒絶されてしまったら?否定されてしまったら。それは自分自身に刺さってくる。

みんな子どもの頃は素直なのにね。
そうやって、心ない誰かの軽口に傷つく度、言葉にするのをやめてしまう。
大人になればなるほど、単純な想い、純粋な気持ちが、どんどん心に溜まっていって、吐き出し方がわからなくなる。

『Paper Birds』は、そんな大人たちに届けばいいなと思って、書きました。
どちらも同じ、「大丈夫、ありのままでいいよ」っていうメッセージを込めているから、『Welcome Back』と繋げて歌うことが多いかもしれない。

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事情も知らないわたしが言う「大丈夫」なんて、軽口だけどさ。
あなたを悩ませている誰かの軽口よりは、いいもんだと思うから、受け取ってくれたら嬉しいな。

今回は、佳代さんのキーボードに、アニさんのパーカッションでお届けしたのだけど、この二人は似てないようで、実は似ているところがあるんだ。
それはね、どちらもポジティブな音を鳴らしてくれる、ということ。

もちろん、二人の四次元ポケットの中には、優しい音も、悲しい音も、苦しい音も入ってるんだけど、どんな音を出しても、二人の音は常に前や上を向いているの。
それが時折、気持ちいいほど攻撃的で、わたしのことをぐっと前に押し出してくれるんだ。
今回は、そんな二人と一緒だからこそ歌いたい曲、届けたい曲を、集めてみたよ。

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先に話した二曲は、ひとによってはネガティブな曲と受け取ってしまうかもしれないけれど、わたしにとってはうんとポジティブな曲。
だから、このふたりとやってみたかったの。

一曲目を『Take a Chance』にしたのも、このふたりだからかな。
この曲はね、すごく眩しいから、後ろからぐいぐい押してくれないと、わたしも目が眩んじゃうんだ。
でも、支えがあると、ものすごいパワーを届けられるし、わたしも受け取ることが出来る。

“空をかける風を掴め 明日は夢の始まり”
いかにも綺麗ごとっていうか、嘘っぽく聞こえる言葉でしょう。
でも、本当なんだよ。誰だってその気になれば、風だって、雲だって掴める。
わたしでさえ、そうだったんだから。

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「明日から」も、「明日こそ」も、ちっとも悪いことじゃない。
自分に思いっきり期待をかけて、毎日を少しずつ、進んでいこう!

終演後に、心強いお二人と一枚!
なんかよくわかんないポーズになっちゃったけど、みんなで「ヤーッ」って言いながら撮りました。
多分ちゃんと出来てるのは、アニさんだけ。笑

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バンドってね、友達とも、家族とも、恋人とも違うけど、そのどれよりも強い瞬間があると思うの。
同じもの目指して、イイ時も良くない時もたくさん共有して、同じステージで音を奏でて、時に寝食を共にするから、シンクロするとそりゃあもう、強烈なエネルギーが生まれるんだよね。
このエネルギーには、どんなに上手いサポートメンバーを従えていたって、ソロじゃあ敵わない。

でもね、わたしは今のサポートメンバーとなら、そのエネルギーを生むことが出来ている気がしてるの。
これはわたしだけじゃどうにもならないことだから、向き合ってくれるメンバーに、本当に感謝してる。

こうして支えてくれるひと、そしてそれを見守ってくれる虹猫ズを、本当に大切にしていきたいから、もっといいうたが歌いたい、もっと色んなこと経験したいって思います。

最後に、今回の出演者陣と一枚!
左から、高橋ちかちゃん、片山遼くん、hannah honeybeeのおふたり。

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みんな凄く素敵で、わたしも客席で楽しんじゃった。
色んな音楽があって、色んな色があって、ライブってやっぱりすごくいいなって思ったよ。
みんな、もっとライブに行こう!!笑

帰り際に声をかけてくれた優しい虹猫ズ、はじめましてをしてくれたみんなに、心からの感謝を。
次回は三ヶ月ぶりのワンマンライブだから、とっておきを用意するね。
さあ、やりまっせ!

 

【セットリスト】
Take a Chance
supermoon
Welcome Back
Paper Birds
夏の夜

2015.05.12 gee-ge(2015.5.19更新)

2015年5月12日。

目覚ましは、吹き荒れる風の音。
ブラインドを開ければ、空一面に広がる黒い雲。。
テレビからは、「嵐のピークは18時以降です。早めの帰宅を心がけましょう」とのアナウンス。。。

だからね、「なにくそ!負けない!!」という妙なやる気を胸に、1日が始まりました。笑

不穏な空気を纏う街を横目に、いつもより少し早い会場入りをして、
まずは、みんなの表情が一日の中で一番真剣になるサウンドチェックから。
笑いが絶えないチームだけど、この時間だけは、おふざけ一切無しだよ。

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バンド編成の時って、ひとつひとつがクリアに聴こえるアコースティック編成の時と違って、全部がいっぺんに聴こえるでしょう?
それで、ごまかしが効くと思われがちなんだけど、バランスをとるのはアコースティック以上に難しいから、リハーサルは重要なんだ。

楽器の数が多くて、音量も大きいからこそ、足並みが揃ってないと、すごく気持ち悪い。
何をやるにも一緒だよね、人数が多いとその分、合わせるのが難しくなる。
だけど、合わさったと時のパワーと快感と言ったら、それはもうひとしおで!

打ち消すでもなく、譲り合うでもなく、いいバランスで引き立てあう。
そんなチームプレイがものを言うのが、バンドライブの楽しいところです。

チームには、それぞれ特徴や得意分野があると思うんだけど、
わたしが思うこのチームの音の特徴は、スケールの大きさ。ともかくデカい!
普通のライブハウスが、あっという間にホール、アリーナ、スタジアムになる。
だから、スケールの大きい歌が歌いたくなるんだ。
「Stay with You」や「Take a Chance」は、このチームでやってなかったら間違いなく書けなかった曲。

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それから、得意分野は、ひとを楽しくさせる音楽かな。
ありきたりに感じる?
でもこの明るさ、エネルギー、体を動かす音は、計算したって出せないのよ。人柄も相まっているしね。

わたしもね、すごく落ち込んでいたり、体調が悪い時も、このチームで奏でると途端に元気になるの。
なんだか前向きになって、ぐんぐん明るい方向へ向かえる。
だからきっと、みんなにもパワーを分けられるんだと思うんだ!

衣装も、そんな明るいイメージに合わせてチョイスしてみたよ。
多分このドレス、わたしが持ってる衣装の中で一番明るいと思う。笑

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写真だとわかりづらいけど、蛍光イエローに、色とりどりの花柄なの。
買った当時はまだ髪が長かったから、なんて言うのかな、もうちょっと可愛いイメージだったんだよね。
でも、ショートだと、なんかあっけらかんとした明るさになって、わたしはこっちの方が好き。

今度、普通の日に着てみようかなって思ってるんだけど、派手すぎますか?笑

このチームで初トライしたのは、お久しぶりの「radiate happiness」。
この曲は絶対ハマる自信があったんだけど、やっぱり凄まじくハマったよね。気持ちよかった!
前にライブで聴いたことあったひと、どれくらい居たかな。

幸せだー!って感じる瞬間って、わたしはなんか身体の内側から、光がブワーッて溢れる感じがするの。
それを言葉にしようと思ったら、radiateっていう単語がしっくりきて、このタイトルにしたんだ。

日々色んなことがあるけれど、ほんの些細なことでグッと幸せになったりするよね。
例えばわたしだったら、道歩いてたら猫に遭遇したとか、空がすごい綺麗だったとか、服を褒められたとか、ご飯が美味しかったとか、、、
ついつい嫌なことばかりが頭をしめるときもあるけれど、結局は、“思っていたほど悪くはない My life!”。そう思うでしょう?

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それから、これも久しぶりだったね、さっきも話題に出した「Stay with You」。
この曲は、去年ライブで聴いてたひとが今聴いたら、下手したら別の曲に聴こえるんじゃないかな。
わたしの中で、曲のイメージが大分変わっちゃったんだよね。正確には、作った当初に戻った感じ。

元々、イントロはシリアスだけど、決して暗い曲じゃなくて、メッセージはとても温かい曲なの。
文字にすると堅くなっちゃうけど、郷愁と、古き友人への想い。
ひとりで頑張ってみて初めてわかった、自分が自分に還れる場所の大切さっていうか、愛しさとか、そういうものを歌いたかったんだ。

それがいつの間にか、ひとりで頑張るのが辛い、逃げ出したいっていうメッセージの方が強くなっちゃってて、歌ってて胸が締め付けられるような、辛い気持ちになることもあった。

でも最近、本来の色彩を持った色、温かい色に戻ってきたんだよね。
歌ってるとき、自然と顔がほころぶんだ。
やっとこの曲の良さが、出て来たような気もする。

去年聴いたきりになっているひとには、是非今もう一度、聴いてほしい一曲です。

ラストは、バンドでやったのは実に半年ぶりとなった、IDEA!
久しぶりに、コールアンドレスポンスもやったよ☆
みんなの声、かなりしっかり聴こえてきて、嬉〜しかった〜!

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でもこの“Your Smile”のところ、フリがちょっと可愛いせいかもしれないけど、なんかみんな照れ笑いでふにゃって顔してるんだよね。笑
自分で気づいてる?
わたしはそれを見ると、つい笑ってしまうのだ!

今度はあえて、両手でやってもらおうかな、ぶりっ子全開で。
吹き出しちゃいそうだな〜。笑

お馴染み最後の一枚は、楽屋前で!

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もう虹猫ズは覚えてくれていると思うけど、リスペクトを込めて、今一度ご紹介。
左から、ピアノの旭さん、ギターのオバタさん、ドラムのアニさん、ベースのヨッシーさん、です!

バンドじゃないけど、自分のバンドのように真剣に考えてくれる。
サポートだけど、情熱を持ってプレイしてくれる。
そんなこの人たちのこと、わたしは本当に尊敬しているし、大好き。
どんなに気持ちいいライブをしても、次はもっとこうしようって目標が立つんだ。
ポジティブな意味で、ゴールが無いって、最高!

新しいことにどんどん挑戦しながら、積み重ねも大事にしたい。
次回バンドライブも実は決まっていて、7月7日@STAR PINE’S CAFEなんだ!
めっちゃ楽しみにしててね〜!

 

【セットリスト】
Just U
Course of Love
radiate happiness
Stay with You
ノイジー
IDEA

親子(2015.5.10更新)

本日、母の日!

虹猫ズには、いい大人が多いのは知ってるんだけど、笑
お母さん、もしくは奥さま、もしくは誰かしらの母である女性に、何かしてあげたかしら?
わたしは今年は、ケーキをプレゼントしたよ〜!

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お母さんはわたしと違って甘いもの大好きだから、これ4つ全部、お母さんの分。
まあ、このケーキだけでは、日々の感謝は全然まかなえないのだけれどね、、、
でも、気持ちを形にする機会ってなかなか無いから、イベントっていいなって思うんだ。

わたしは今でこそ、お母さんとふたりで出かけたりするけれど、小さい頃はものすごいお父さん子で、どこか行くときは必ずお父さんと一緒だったの。
恋人じゃないから、どこが好きって聞かれたってわからないし、もちろんお母さんのことも好きだったけど、ともかくお父さんが大好きだった。
遊ぶ場所にもたくさん、連れて行ってもらってたよ。

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お父さんは運動神経は抜群だったらしいんだけどね、音楽はてんでダメで、音痴だったんだって。笑
でも、聞くのは大好きで、それから、絵を描くひとだったの。
だから、演奏会や美術館にも、いっぱい連れて行ってくれたんだ。

これがきっと、今のわたし、シンガーソングライター横井玲のルーツ。
小さい頃の夢は歌手じゃなかったけど、こうして音楽の道に進んだのは、きっと偶然じゃなかったんだね。

ルーツといえばもちろん、お母さんからもたくさんのスパイスをもらったよ。
なんと言っても、やっぱりピアノ。お母さんは、もろに音楽をやる、ピアノを弾くひとなんだ。

幼いながらしっかり影響を受けて、3歳の時、ピアノを習いたいって言ったらしい。(覚えていない)
アルバムをめくっていたら、こんなちっこいわたしの晴れ姿が出てきました!

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ちっちゃ〜!笑
ちっちゃいくせに、なんか面影あるのが笑っちゃう!!笑

自分から習いたがったくせに、お母さんに教えてもらうときは、ぶーたれてたな、、、
でも、この頃があったから、15年のブランクがあっても、人前でピアノが弾けるのだ。
はっきりとした記憶は少ないけれど、やっぱり幼少期に何をさせてもらうかって、大切だよね。

こんな両親に育てられたわたし。
ふたりは似た者夫婦でもあったと思うけど、タイプは全然違ったの。

思った事がすぐ口や行動に出ちゃう、感情優先タイプっていうか、考え無しタイプのお父さんと、控えめで優しい、協調性優先タイプのお母さん。
わたしは、もろお父さんタイプだったから、お母さんが自分と違いすぎて、嫌だった時があったんだ。

なんだか遠いって感じてた。
毎日ケンカばっかりで、毎日言えずじまいの繰り返し。
ありがとうもごめんねも、全然言えないまま、何年もの月日を過ごしてしまった気がします。

そんなある日、わたしとお母さんにとって、とても悲しい出来事が起きて。
初めて、お母さんは考え無しにニコニコしているわけじゃなくて、我慢してるんだって事に気づいた。
どうして今までわからなかったのか解らないくらい、はっきりと。

でも、何かしてあげなきゃって衝動にかられたのに、どうやって励ましたらいいのか、何を言ったら元気にさせれるのか、全然わからなかったの。
「え、わたし娘なのに、これでも少し大人になったのに、そんなこともわからないの?」って、びっくしたし、ものすごい落ち込んだよ。
なんでもわかったような口を聞いてた自分が、恥ずかしいと思った。
終いには落ち込みすぎて、逆に心配される始末で、あの時は本当に、自分の無力さを痛感したなぁ。

だけど、その時やっと、お母さんとちゃんと話せた気がしたんだ。
難しいことを考えてない、幼い頃のそれとは違う、ちゃんと人と人としての会話っていうか。

やっぱりね、親子だから。
たくさんすれ違っても、最後は向き合えるように、出来ているんだろうね。
もちろん、それも当たり前の事じゃないと思うから、向き合えたわたしは、ラッキーだと思うけど。

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膨大なアルバムを見返したら、自分がどれだけ愛情を注がれて大きくなったか、痛感しちゃったよ。
あと、若い頃のお母さんがわたしにそっくりで(逆か?)びっくりした!

28年間、共に生きて歩んでくれたことを、本当に嬉しく思います。
お母さんて偉大。ありがとうがいくつあっても足りないね。

最近ちょっと落ち込むことが多かったけれど、やっぱり大事なお母さんの為にも、笑って過ごさなきゃいけないって思った。
もちろん、虹猫ズの為にも!
その為には、わたしはやっぱり歌うしかないんだよね。
ってことで?強引に、次回ライブのお知らせも付けるよ!笑

でも本当にライブは、わたしがわたしに戻れる、わたしらしく生きられる、一番の魔法なの。
しかも今回は、気心知れたメンバーでのバンドライブだから、は〜じけ〜るよ〜覚悟しといて〜☆笑
虹猫ズ、率先してついて来てね!

つい先日やっと詳細が出て、出演時間は20:25からに決まったんだけど、なかなかいい時間でしょう?
みんな残業はほどほどに、渋谷gee-geに立ち寄ってちょうだい。
当日も大歓迎だけど、ご予約も絶賛受付中♪
TwitterとInstagramと、ホームページと、、、虹猫ズはここのコメントでも受けちゃおうかな!

そうそう、このREINBOW REINの紹介文にさ、ライブの先行予約とか書いてあるんだけど、今のところ詐欺だよね、、、汗
今、ライブの先行予約が出来るページを、先行予約したくなるライブの準備と同時進行で準備してるから、ちょっと待ってて!!

そいでは明後日、渋谷gee-geでお会いしましょう〜!
みんなのパワーを受け取って、100倍返しするぜぃ!

 

2015.5.10 玲

2015.04.28 STAR PINE’S CAFE(2015.4.30更新)

2015年4月28日。

久しぶりに、しっかりお化粧して、ヒールを履いて、ドレスアップしました。
、、、いや、違うよ。いつも適当なわけじゃないよ。笑

最近は、自分らしさとか、自然体っていうのを大事にしたいと思っていたから、出来るだけナチュラルな装いを心がけてたんだ。
でも今回は、テーマがあったのと、長年お世話になっている大好きなスターパインズさんでのライブだったから、気合い入れてDress Upしてみました!

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わたしがスターパインズさんを好きな理由はたくさんあるんだけど、その中のひとつに、リハーサルをしっかりさせてくれるからっていうのがあるの。
会場によっては、サウンドチェックしかできないようなタイトなスケジュールのところもあるんだ。
出演者が多かったりすると、仕方ないことなんだけど。

でもやっぱり、本番と同じ環境で事前確認できるかどうかって、メンタル的にもすごく大事で、本番に大きく影響するんだよね。
スターパインズさんは、本番とほぼ同じだけの時間やらせてくれるし、照明もちゃんと入れてくれるから、すごく余裕を持って本番に挑めるの。
それがとってもありがたいし、嬉しいんだ。

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これがその、リハーサル中。本番さながらでしょう?
わたしの方(ステージ側)からは、いつもこんな景色が見えてるんだよ〜。

今回は、自分の中で『女』をテーマにしようと思って、弾き語りの「池袋駅」からスタートしました。
この曲は、ねえ。多くを語らずとも、女の曲よね。

弾き語りを始めてちょうど一ヶ月くらい経ったけど、やっぱりまだまだ緊張する。
ライブでのお披露目も今回で5回目だし、少しずつ慣れてきたのは確かなんだけど、最初の一曲でスタミナ使い切った気がしたよ。笑

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そう言えば、これから弾き語り一本にしていくんですか?って聞かれたんだけど、そうは考えてないんだ。
弾き語りを始めた理由は、自分の幅を広げたいっていうのが一番。
経験していないことを、出来るだけ無くしたい。
無くした上で、もっと新しい何かを作りたいと思ったの。

やり始めて、予想以上に面白く感じてるし、もっと上手くなりたい、たくさんやりたいと思ってる。
だけど、ステージの真ん中で歌うことの良さも、改めて感じてるんだ。
性に合うっていうか、しっくりくるっていうかね。

これがまた少しずつ変わって行くんだと思うんだけど、今はそんな感じかなぁ。

『女』をテーマって言うと、どうしてもラブソングが浮かぶかなって思うんだけど、実は一番最初に浮かんだ曲は「Dress Up」。
この曲も、ラブソングと言えばラブソングなのかな。
わたしの中では実は、ライブの日の曲でもあったりします。

ライブの衣装って、毎回すっごく悩むの。
それこそ、鏡の前で数時間、着たり脱いだりで、衣装が山盛りになるくらい。笑
今回はテーマが明確だったから、結構早かったんだけどね。
佳代さんとも、“黒で透け感がある感じ”で、併せてみたよ。

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普段着や、決まった衣装でステージに乗る子もいるよね。
それはそれで、イメージが固まってすごくいいと思うんだけど、わたしはどうしても、コンセプトやテーマに合わせて変えちゃう。

色んな服が好きだからっていうのもあるんだけど、わたしの中ではそれも、パフォーマンスの一環なんだ。
より一層曲が伝えられる、より一層魅せられる武器なんじゃないか、とも思ってる。

毎日違う自分、その時々の自分の音楽を纏うわけだから、やっぱりその瞬間の自分が一番出せる服を着てないとね!
星が見えない真夜中も、あなたに見つけてほしいもの。

それから、これもわたしの中ではTHE・女な曲、“yes”。

恋愛って、男も女もしょうもなくなるものだと思うんだけど、しょうもなくなり方が、
それぞれ違うと思うの。
この曲はさ、一見“しょうもない男性に振り回される可哀想な女性の歌”かもしれないけど、“しょうもない女性の歌”だと思うんだよね。

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この曲を歌ってるとつい、自嘲気味に笑ってしまうの。
それってすごく、女性的じゃない?

近々ね、“yes”のライブ映像も、アップ出来たらいいなと思ってるんだ。
是非改めて、じっくり観てみてほしいな。

そんな今回のテーマに沿わない曲を、一曲だけ入れました。「虹の雨」。
四月が終わりを迎える前に、一度歌っておきたかったんだ。

希望に満ちた、新しい始まりを告げる月、四月。
わたしにとっては、やっぱりそうじゃない。ただ、底抜けの淋しさと、拭いきれない後悔を感じる月。
でも、下ばかり向いているわけにはいかないから、この歌を歌うの。

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今年はもう歌わないと思うけれど、この曲が好きって言ってくれるみんな。ありがとうね。

わたし今回はあんまり緊張してなくて、そのせいか思いつきのMCが多くなっちゃって、本編が終った時点でちょっと時間押してたんだ。笑
でも、アンコールもらったからには、応えないとね?
すごく嬉しかったよ〜、ありがとう!

実は直前まで何も考えてなかったんだけど、今回はトリだし、もしかしてだけど〜♪と思い立って、急遽「supermoon」を用意しました。
最近歌ってなかったんだけど、スターパインズの夜に、すごく似合うんじゃないかなって思ったの。

見上げた天井のミラーボールが、supermoonみたいで、すごく綺麗だった。
久しぶりに歌って、やっぱり好きな曲だなって思ったよ。

終演後、パートナーの佳代さんと一枚。
今回も、最高にドラマチックなピアノとコーラス、いただきました!

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佳代さんとのステージは、ご本人のお人柄も相まって、なんだかとっても華やかなんだよね。
女性だけっていうのももちろんあるんだろうけど、佳代さんの明るさ、華やかさに、すごく引っ張られる。
それで、知らない自分に遭遇できたりするの。
今回もそんなことがあって、そういう発見をさせてくれるひとと一緒に出来るって、幸せだと思った!

自分の中に潜んでる、新たな一面
これからもどんどん探し当てて、みんなに見せて行くから、楽しみにしててね!

 

【セットリスト】

池袋駅(弾き語り)
Dress Up
Just U
“yes”
夏の夜
虹の雨

〜Encore〜
supermoon